校長あいさつ


     「体を動かすのが大儀な子供」、「スポーツの苦手な子供」を一人でも減らしたい。

    そんな思いから元ラグビー日本代表の小笠原 博選手を中心にラグビー仲間が集まり、昭和50年6月に弘前陸上自衛隊グラウンドで「弘前ラグビースクール」が産声を上げました。


     弘前ラグビースクールはラグビーを通して、「強い体を作る」、「仲間を大切にする」二つの事を基本にしています。

    またラグビーが他のスポーツと違うところが大きく分けて二つあります。

    1. ボールは前に投げられない
    2. 体と体をぶっつけあう

    という点です。

    ボールも楕円形なので変な転がり方をします。

    思うようにならないのは当たり前です。

    気軽に楽しい汗を流してみてはどうですか。


     学校教育や部活動ではどうしても成績や勝負にこだわりがちですが、弘前ラグビースクールでは、勝ち敗けよりもいかに正々堂々全力を出し切って戦ったかを大切にしています。

    失敗すること恥しがったり、敗れることを恐れて何もしない、挑戦しない子供は成長しません。強くなれません。

     ラグビーは肉弾相打つ格闘技です。

    タックル、セービング、パスの一つ一つが自分を犠牲にして、ボールを生かしトライに結びつけるチームワークが大切です。

    そこから「ワン・フォー・オール オール・フォー・ワン」(一人は皆のために、皆は一人のために。)という有名な言葉が生まれました。

    お互いに助け合う仲間が絶対必要なのです。

     倒されても倒されても不死鳥のように立ち上がって突進する子供達の姿に感動します。

    屈辱を知らない、順風満帆な子供達よりずっとずっと素晴らしい人生を切り開いて行くものと期待しています。

     怪我、事故のないよう、子供達の成長に応じた練習方法を取り入れているのでご安心ください。


弘前ラグビースクール校長

神田 晃太郎









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